AI Search Dock
AIにどう見られているかを、週次で見える化する。
ChatGPT・Gemini・Perplexity・AI Overviews——AIの回答の中で、貴社がどう扱われているか。本書は、その理由(Why)・中身(What)・使い方(How)を1本にまとめたガイドです。
なぜ、いま貴社に必要なのか
検索の入口が、AIの回答に変わりつつある
AIが要約した回答をきっかけに、商品・会社選びが始まるケースが増えています。
社名が出るか、引用されるか、推されるか——それが指名検索や問い合わせの手前を左右します。
検索順位やアクセス解析をいくら眺めても、「AIが自社をどう扱っているか」は見えません。
3つの壁 — 見えない・測れない・打ち手が立たない
AIが自社を紹介しているのか、競合を推しているのか、確かめる手段がない。
たまに手で聞いてもAIの回答はゆらぐため、良くなったのか悪くなったのか判断できない。
現在地が数字にならないため、どのコンテンツに投資すべきか意思決定ができない。
AI Search Dock とはなにか (旧称: LLMO Dock)
AIの「6つの面」を、毎週自動で定点計測
貴社に関する質問セットを設計し、主要なAI検索面へ毎週同じ条件で問いかけ、扱われ方をスコア化します。
指名・比較推薦・課題解決の3系統で、貴社向けの質問セットを設計(最大100問)。
毎週月曜の早朝に、AI6面へ自動で問いかけ。手作業ゼロで継続。
回答ごとに「言及・引用・推奨」を判定し、AVS(AI Visibility Score)へ集約。
ダッシュボードを自動更新。ワンクリックでPDFレポートも出力。
ひと目でわかる、AI露出の「現在地」
言及・引用・推奨を重み付けした AI Visibility Score。前回比つき。まずこの傾きを見ます。
AIの回答に自社が登場した割合。
自社サイトが引用された割合。コンテンツ信頼度の代理指標。
推された割合。成約に最も近いシグナル。
計測推移で施策の効果が次回の数字に表れ、AI面ごとの内訳で「どのAIに弱いか」を分解。競合セット設定後は、シェア・オブ・ボイス/カテゴリ別の勝敗/トピック別の勝敗も自動表示されます。計測クエリは全問開示。Search Console・GA4連携で、指名検索の伸びやAI経由流入まで同じ画面で読めます。
こんな場面で使えます
AVSを毎週の定例で確認。「AIにどう見られているか」を売上・リードと並ぶ先行指標として運用。
引用率の低いカテゴリ・弱いAI面から着手。感覚ではなくデータで制作リソースを配分。
競合セットを登録すると、AI回答内の占有率(SOV)やカテゴリごとの強弱を自社と比較できます。
ワンクリックでA4のPDFレポートを出力。そのまま経営層・クライアント報告に使えます。
料金プラン
1回の計測で知る
「伸びているか」を追う
「差」と「打ち手」まで
事業内容・想定顧客・競合を30分程度でお伺いし、質問セット(約40問)を設計。
主要AI面へ約40問を1回計測し、言及・引用・推奨の判定結果を診断レポート(PowerPoint)にまとめます。計測は本契約と同じAI Search Dockの計測システム(5面・約40問・各1回)で実施し、結果はダッシュボードの「01 診断結果」でもご覧いただけます。
結果の読み方と「最初に直すべきポイント」をオンラインでご説明。
導入は5ステップ — 貴社の作業は約5分だけ
プランを選択のうえ、お申込み。
GA4とSearch Consoleに、当社を「閲覧者」権限で招待いただきます。
スポット分析の内容を土台に、計測クエリ(最大100問)と競合セットを設計します。
初回計測を実施し、貴社専用ダッシュボードのURLを発行します。
以降は毎週月曜に自動計測。ダッシュボードが更新され、必要な時にPDFを出力できます。
利用ガイド — 絶対迷子にならない説明書
AI Search Dock は「見る画面(ダッシュボード)」と「設定する画面(管理画面)」の2つだけ。管理画面は4タブ。この順に読めば、すべての操作が分かります。
Proプランをご利用の場合は、回答の「中身の変化」を追う G8 もあわせてご覧ください。
ご利用の全体像 — 2つの画面と2つのロール
毎週の計測結果を閲覧する画面。目的別の6つのビュー(ホーム/可視性/競合/クエリ/流入/レポート)に分かれています。「06 レポート」からA4のPDF・CSVを出力できます。(無料スポット診断の画面は「01 診断結果」の1画面のみです。レポートはPowerPointで当社からお渡しします)
すべてのユーザーが利用計測の中身を設定する画面。「計測対象」「ユーザー」「クエリ」「競合」の4タブで構成。変更は保存後、次回計測(毎週月曜 早朝)から自動反映されます。
管理者ロールのみ利用管理画面①「計測対象」— サイトの登録・設定
計測するサイト(製品・サービス)を登録します。1レコード=1ダッシュボードです。
GA4 ✓ / GSC ✓
GA4 — / GSC —
管理画面②「ユーザー」— アカウントの発行と権限管理
ダッシュボードを閲覧するメンバーのアカウントを発行・管理します。
追加するメンバーの名前とメールアドレスを入力。
「管理者(運営)」=全サイトの設定・閲覧。「クライアント」=閲覧のみ。
クライアントロールには、閲覧を許可するサイトを個別指定(複数可)。
チャット等での平文共有を避け、安全な手段で本人に渡してください。
管理画面③「クエリ」— 計測する質問セットの設計
AIに毎週問いかける質問(クエリ)を作成・管理します。作成方法は3通りです。
サイトURL・業界カテゴリ・問数(40/60/80/100)を指定すると、AIが3系統でクエリの下書きを生成(約30秒)。内容を確認・修正して保存します。
「クエリ/キーワード・カテゴリ・優先度・メモ」列のCSVで一括登録。既存セットのCSVダウンロード→編集→再アップロードも可能。
「+行を追加」で1問ずつ追加。各行にカテゴリ(指名/比較・推薦/課題解決など)、優先度(高・中・低)、想定意図・メモを設定。
管理画面④「競合」— 比較対象ブランドの登録
競合を登録すると、次回計測から「03 競合」ビュー(シェア・オブ・ボイス/競合スコアカード/カテゴリ別の勝敗/トピック別の勝敗)が表示されます。
ダッシュボードの見方① 6つのビューと共通操作
ダッシュボードは 目的別の6つのビュー に分かれています。左のナビ(スマートフォンでは画面下のタブ)で切り替えます。「全部スクロールして探す」必要はありません。知りたいことから画面を選んでください。(本ガイドの画面説明は ダッシュボード v4.0.2・2026年9月時点のものです)
どのビューでも共通の操作
02 可視性・03 競合・05 流入の右上で 4回/12回/26回/全期間 を切り替えられます。「期間指定…」で任意の計測日の範囲も指定できます。前の同じ長さの期間と比べたいときは 前期間と比較 をオンに。03 競合では、期間はシェア・オブ・ボイスに反映されます。01 ホームは常に「最新の計測回と前回の比較」です(期間の推移は 02 へ)。04 クエリと 06 レポートも最新の計測回が対象のため、期間セレクタは出ません。
開いているビュー・期間・並び順・絞り込みはURLに入ります。ブックマークしても、URLを同僚に送っても同じ画面が開きます。ブラウザの戻るボタンも効きます。
画面右上の 用語 ボタン、または各パネル見出しの「?」から、指標の定義を開けます。ドロワーの最下部には、ご覧になっている画面のバージョンと最終更新時刻が出ます。
各パネルの下の注記は、要点1行だけを常に表示しています。算出方法などの続きは右端の 「詳しく」 で開きます。PDFに印刷するときは、開いていなくても全文が印刷されます。
主要指標の意味(全ビュー共通)
01 ホームの最上部に、今回の計測結果を要約する主要指標が並びます。すべて前回比つきです。
ダッシュボードの見方② 各ビューの見どころ
各ビューの中は 01-1 のように ビュー番号+パネル番号 が振られています。お問い合わせの際はこの番号でご指定ください。データが無いパネルは非表示ではなく、「データがありません」と理由つきで表示されます(未連携なのか、まだ蓄積が無いのかが分かるようにしています)。
01ホーム — 最新スコアと次の一手
02可視性 — AI露出の推移
03競合 — 競合との勝敗
画面の先頭に基準の宣言帯が出ます。競合が未登録のとき、非指名データが無い計測回のときは、帯の文言と数値の基準が自動で切り替わります。
04クエリ — 質問別パフォーマンス
計測している全質問と、その結果の一覧です。絞り込み・並び替え・検索を組み合わせて、見たい質問だけに絞れます。絞り込みはすべて AND条件(重ねるほど絞られます)。検索欄と「CSV」は画面右上にあります。一覧は最初の10問を表示し、残りは「残り N 問を表示」で開きます(絞り込み・検索中は該当する全問を表示)。
※ 選択肢の一覧は、項目が多いと中でスクロールします。選択中の項目と「解除」は一覧の先頭に固定されています。
※ CSV出力はその計測回の全質問を書き出します(絞り込みの影響を受けません)。
05流入 — 流入・CVへの効果
パネル見出しの右に 連携中 未連携 のバッジが出ます。「連携中なのに0件」と「未連携」は区別して表示しますので、設定漏れと実データの区別が付きます。
06レポート — 出力・共有
ダッシュボードの見方③ AIの回答詳細 — 実際の回答を全文で読める
04 クエリビューで各行の「AIの回答」ボタンを押すと、右側に回答詳細パネルが開きます。AI面ごとに、試行ごとの判定(言及・引用・推奨)とAIの回答全文、そして実際に引用された情報源のURL一覧を確認できます。
ダッシュボードの見方④ 定性トラッキング — 回答の「中身の変化」を追う
PRO言及率や引用率といった数値だけでは、「なぜ動いたのか」までは分かりません。定性トラッキングは、AIの回答そのものを前回の回答と突き合わせて、中身がどう変わったかを自動で分類する機能です。数値が動いた回に、その理由を回答の中から探せます。
Proプラン限定の機能です。Standardプランでは該当する絞り込みが選べない状態になり、Proプランの機能である旨の案内が出ます。
まず 01 ホームの「01-1 今回の変化」を見てください。今回起きた変化のうち重要なものだけを自動で抜き出して並べています。全件を追う必要はありません。気になる行から該当ビューへ移動できます。
変化した質問を洗い出すときは 04 クエリビューの絞り込みバーを使います。「前回からの変化」から分類を選ぶと、その変化があった質問だけに一覧が絞られます。カテゴリ・AI評価・勝敗との AND条件 で重ねられるので、「費用カテゴリで引用を失った質問」のような絞り方ができます。「すべて解除」で元に戻ります。
| バッジ | 意味 | 見たときの動き |
|---|---|---|
| 言及 獲得 引用 獲得 推奨 獲得 | 前回は無かったものが、今回は登場した | 好転。施策の効果検証に使えます |
| 言及 消失 引用 消失 推奨 消失 | 前回はあったものが、今回は無くなった | 最優先で確認。競合に置き換わっていないか |
| 順位 変動 | 回答の中で自社が何番目に出るかが変わった | 上がっていれば第一想起に近づいています |
| 情報源 変化 | AIが参照した引用元のサイトが入れ替わった | どのページが引かれたかはG7の回答詳細で確認 |
| 内容 変化 | 判定は同じだが、回答の文面が大きく変わった | 説明のされ方が変わったサイン。原文を確認 |
| 変化なし 比較なし | 前回と同じ/前回に比較対象が無い(新規クエリなど) | 対応不要です |
クエリ一覧の各行の右側に、そのクエリで起きた変化がバッジで出ます。表示は最大2個までで、それ以上ある場合は「+2」のように残りの件数が付きます。
クエリを開いて表示される回答詳細(G7)には、「今回の回答」と「前回と比較」の2つのタブがあります。比較タブでは、AI面ごとに前回と今回の代表回答を文単位で突き合わせ、消えた文は赤の取り消し線、増えた文は緑でハイライトされます。
AIの回答に出てくる語が、週ごとにどう増減しているかを追うパネルです。3つのタブがあります。
| タブ | 分かること |
|---|---|
| 注目キーワード | AIが自社を説明するときに使う語の計測回ごとの推移。「どう語られているか」の変化 |
| ブランド比較 | 自社と競合ブランドの登場の広がりを並べて比較 |
| 新出・消失 | 最新週で新しく出てきた語と、出なくなった語 |
| 順番 | やること |
|---|---|
| 1. 赤を見る | 「引用 消失」「言及 消失」で絞り込み、「前回と比較」タブで何が変わったかを読む。失った回にすぐ気づけることが、この機能の一番の価値です |
| 2. 緑を見る | 「引用 獲得」「言及 獲得」が、直前に打った施策と対応しているかを確認。効果があった施策を続ける判断材料になります |
| 3. 薄いバッジは保留 | 半透明のバッジは1回で判断せず、次の計測でも同じ変化が出るかを見てから動きます |
改善のための実践ガイド — 目的別・4つの型
指標はやみくもに眺めても打ち手につながりません。「どの指標を・どの順番で・何のために見て・どう改善するか」を目的別の4つの型に整理しました。自社の状況に近い型から読み始めてください。
まず全体像 — 指標は「この順番」で見る
AI露出の改善は「出てくる → 選ばれる → 根拠になる → 成果につながる」という段階をたどります。上の段階ができていないのに下の段階の指標を追っても、打ち手を間違えます。毎週レポートを開いたら、次の順番で確認してください。
ここが低いうちは他の指標を見ても意味が薄い → 型①へ
言及はあるのに推されない、競合に負ける → 型②へ
話題には出るが、引用元は競合や第三者メディアばかり → 型③へ
露出は取れてきた、次は成果に変えたい → 型④へ
| 状態(ダッシュボードの見え方) | 読むべき型 | 主に動かす指標 |
|---|---|---|
| 言及率がほぼ0%。指名クエリでも出てこない | 型① まず言及される | 言及率 |
| 言及はされるが、推奨されない・競合の方が先に出る | 型② 比較で選ばれる | 推奨率・SoV・センチメント |
| 言及はあるのに、引用元に自社サイトが出てこない | 型③ 引用元になる | 引用率 |
| 露出はあるので、流入・問い合わせに変えたい | 型④ 流入・CVに変える | AI経由セッション・CV |
型① まず言及されたい — AIに「存在を認識」させる
こんな状態のときに:言及率が0〜10%台。指名クエリ(社名・サービス名を含む質問)ですらAIが自社を答えられない。多くの企業の計測開始時はここからです。
指名/比較/課題解決の3種別で分けて見ます。指名で出ないのか、比較・課題解決で出ないのかで原因がまったく違います。
Perplexity・AI Overviewsは反応が早く、ChatGPT・Geminiは反映が遅い傾向。1つでも出ているAIがあればそこが突破口です。
同じクエリで競合が出ているなら「カテゴリ自体は答えられる」ということ。差は情報量の差です。
競合が言及される回答で、AIがどのサイトを引用元にしているかをメモします。これが次の打ち手リストになります。
型② 比較で選ばれたい — 「知られている」から「推される」へ
こんな状態のときに:言及率は上がってきたが推奨率が低い。「おすすめは?」と聞くと競合の名前が先に出る。紹介はされるが一言で流される。
最初に確認します。料金・機能・対応範囲をAIが間違えて説明していたら、他のどの施策より先に手当てが必要です(誤った理由で選外にされ続けるため)。
「出てはいるが何番目に出るか」。順位が低い=AIにとって代表例ではない、という状態です。
どの競合に負けているかを特定します。全敗なのか、特定1社に負けるのかで打ち手が変わります。
自社と競合の紹介文をそのまま読み比べます。競合に付いている「◯◯に強い」等の修飾語が、自社に欠けている言葉=作るべき情報です。
型③ 引用元になりたい — 自社サイトを「AIの情報源」にする
こんな状態のときに:言及率はあるのに引用率が低い。AIは自社を語るとき、競合サイトや第三者メディアばかりをリンクする。せっかくの露出が自社サイトへの導線になっていない。
言及率が高く引用率が低いほど、この型の伸びしろが大きいと判断できます。
自社が話題になる回答で、代わりに引用されているサイトを一覧化します。「AIが信頼している情報の形」の見本がここにあります。
Google検索側でAI Overviewsに出ているクエリは、引用獲得の優先ターゲットです。
STEP2の見本と自社の該当ページを見比べます。結論が冒頭にあるか、数字・定義・更新日があるか。
型④ AI経由の流入・問い合わせを増やしたい — 露出を「成果」に変える
こんな状態のときに:言及・引用が取れてきた。次は「AIに出ている」を売上につなげたい。型②・③と並行して進められます。前提:GA4・GSC連携の設定が必要です(利用ガイドG1参照)。
ChatGPT・Perplexity・Gemini等からの流入数の推移。まず絶対数と傾きを把握します。
AI経由の訪問者がどのページに着地しているか。引用されているページ=着地ページになっているはずです。
その着地ページから問い合わせ・資料請求への導線があるか。エンゲージメント・CVを確認します。
引用率が上がった週にAI経由流入も増えているか。連動していれば「露出→流入」の回路がつながっています。
4つの型に共通する心得
どの型に取り組む場合も、この4つだけは守ってください。改善がうまくいかないケースの大半は、施策ではなくこの運用ルールの崩れが原因です。
AIの回答は同じ質問でも週ごとに揺らぎます。1週の上下で一喜一憂せず、施策の判断は4週分の傾向で行ってください。
すべての型で最強の情報源はAIの回答詳細(生回答)です。数字は結果、生回答は理由。改善のヒントは必ず文面の中にあります。
AIが情報を再取得・反映するまでにタイムラグがあります。着手から最低8週は同じ打ち手を継続してから評価してください。
プラットフォームのアップデートで数値が一斉に動くことがあります。全クエリ・競合も同時に動いていれば仕様変更。その場合は相対値(SoV)で判断します。
今後のアップデート予定
クエリや競合を見直した直後に、次の月曜を待たずダッシュボードから即時再計測。検証サイクルが短くなります。
社名・ブランド名クエリを毎日計測。炎上・誤情報など、AI回答の急変をいち早く検知します。
スコアが伸びない原因を分析し、ページ単位の改善タスクを自動提案。「何をすればよいか」まで踏み込みます。